コーヒーの効能

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コーヒーの効能は、現代では科学的に解明されてきたものが数多くあります。

コーヒーはブラックで飲めばノーカロリーであり、何杯飲もうと肥満につながる怖れがないので、嗜好品として長年愛飲してきましたが、その効用までは考えず期待もしていませんでした。

なぜなら以前は「コーヒーはあまり身体によくない、発ガン性がある」とまで言われていたからです。

しかし、今では発ガン性は否定されて、さまざまな研究によりコーヒーの効能が再認識されています。

淹れたての香りは、時になんともいえない安堵感を覚えることがありますが、このことも実際に実験が行われ、コーヒーの香りが脳神経に効果的に働きリラックスできるという効能が実証されています。

また、朝まだ目が覚めやらぬときに飲む一杯のコーヒーが、はっきりと目覚めを呼び起こし元気が出るというのも、コーヒーに含まれているカフェインに血液の循環をよくする効能が有り、その効果で頭も身体も活発に動き始めると知り納得がいきます。

血液の循環がよくなるということは、低血圧の改善(一時的)にもつながりますし、脳内の血液の流れもよくなり偏頭痛を鎮めてくれる効能があります。

コーヒーに含まれる成分と効果効能

コーヒーの効能として、カフェインには利尿作用、覚醒作用、食後の消化を助ける働き、中枢神経に作用して呼吸機能や運動機能を高める、二日酔いの原因であるアセトアルデヒドの排せつを促進させ二日酔いによる頭痛を軽減するといった効能もあります。

これらの効能・効果を発揮するコーヒーに含まれる成分としては、カフェインのほか、カフェー酸、クロロゲン酸、タンニン、ポリフェノール、トリゴネリン、ニコチン酸(ナイアシン)、褐色色素などがあります。

ポリフェノールは、ガンや老化の原因となる活性酸素を除去する働きがあります。

ニコチン酸はビタミンB群必須栄養素ですが、血液中のコレステロール値を下げて動脈硬化を予防します。

コーヒーにダイエット効果?

ダイエット中の人には嬉しいコーヒーの効能として、皮下脂肪の分解を促進する効能もあります。

最近では、コーヒーを飲むことで心臓血管疾患や炎症性疾患のリスクが低下する効果があるという研究結果も出ています。

いいことづくめのコーヒーの効果効能ですが、やはり「過ぎたるは及ばざるが如し」、どんなものでも摂り過ぎ、飲みすぎはよくありません。

朝起きたとき、疲れたとき、イマイチ頭がはっきりしないとき、コーヒーが欲しくなりますが、身体が必要なものを自然に要求している、そんな時に飲むコーヒーが美味しく感じられ、身体にもいい効果効能をもたらすのでしょう。

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コーヒーの飲みすぎに注意

コーヒーにはさまざまな効能、効果がありますが、その効能を期待して、大量に飲みすぎるのは感心できません。

何事も、適量を摂取するのが身体にも良いでしょう。コーヒーも例外でなく、1日に10杯も20杯も飲むようなことが無いよう、飲みすぎに注意しましょう。