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大学の研究室や某大手重工業の研究室で物理学上のヘッドの動きを研究しているメンバーが最大のヘッドスピードとボールに対する最大の衝撃力を発揮させるように設計したクラブです。例えば、ゴルフクラブを野球のバットと比較しますと大変扱いにくい形状になっています。つまりバットの先端の横にヘッドを取り付けたような形ですから、ヘッドの重みで、シャフトの下方にぶら下がる傾向があります。スイングする時にはこのヘッドを上方に向けて振ることになります。そのためヘッドは下方へ行こうとします。(トウダウン現象)シャフトはヘッドのフェイスに近いところに装着されていますので、フェイスの反対側（最後方点）下に下がろうとする傾向にあります。また、バット以上にシャフトはしなりますので、ヘッド部分がシャフトの動きどおりに動かず、エネルギーを消耗します。MR2はこれらの無駄な動きを減少させ、全てのエネルギーをボールに与えるように設計されています。ヘッドの後部を窪ませ、同時にソールの後方も窪ませたので、クラブヘッドの重心位置が従来のクラブよりフェイスに近くなりました。このヘッド構造によってバックスピンが減少し、よりスムーズにクラブヘッドが振り抜きやすくなりボールの飛距離とランが伸びます。