住宅ローン金利の今後の動向
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住宅ローン金利の今後の動向について御紹介したいと思います。
その前に、まずは住宅ローン金利の基本的知識からご紹介。
住宅ローンとは、自分が、家族が住む家と土地を購入したり、新しく建てたり、増築したり、リフォームしたり、住宅ローンの借り換え等を行うために、金融機関から受ける、いわゆる「融資」のことなんです。
「ローン」というと、短絡的に考えると「借金」というすごく嫌なイメージがありますけどつまるところ「融資」ということなんです。
こちらがお願いして、貸してもらってるわけですので。
手元にまとまったお金がないから、貸してもらうんですよね。
かつては(と言っても数年前まで)日本政府の特殊法人であった「住宅金融公庫」がほとんどの融資を行っていました。
住宅ローンを組むなら、当たり前のように住宅金融公庫という感じでした。
そして、足りない分を銀行などが融資していました。
しかし、住宅金融公庫に対して「民業圧迫」の声が高まり、独立行政法人の「住宅金融支援機構」に生まれ変わり、融資業務は大幅に縮小されました。
民業圧迫という声にも理解できますが、政府の特殊法人だったら倒産とかしないだろうから安心ですよね。
住宅ローン金利について
次に住宅ローン金利について。
ちなみに、金利とは貸借した金銭などに対して、ある一定利率で支払われる対価のことです。
本題の住宅ローンについてですが、住宅ローンを組む上で一番重要なのは「金利のタイプ」を調べて選ぶことです。
平成19年度住宅ローン利用者に対するアンケートの結果から見てみましょう。
固定金利選択型が過半数を占め、全期間固定型が30%近く、変動金利型は15%弱となっています。
住宅ローン金利の今後ですが、未来を予想することは不可能なので、わかる段階で最新の情報を御紹介いたします。
ほぼ全金利のタイプで金利が上昇したようです。
20年以下の利率タイプで0.05%から0.15%程度の引き上げ。
30年、35年の長期利率は0.05%程度の上昇が多く見られます。
しかし、メガバンクの一部では、35年の利率が少し下がった所もあり、バラつきが見られるのが特徴と言えます。
借り換えの方のチャンスは引き続き続いているようですよ。
15年固定、20年固定などのタイプは、少しずつ上昇はしていますが、ほぼ同じくらいの数値で推移していて、2%半ばをキープしています。
住宅ローン金利の今後の動向
住宅ローン金利の今後・・とは少し離れてしまうかもしれませんが、これから住宅ローンを組もうと考えている方に注目してほしいのは、住宅金融公庫と民間金融機関がタイアップして生まれた、長期固定の住宅ローン「フラット35」です。
フラット35の最低利率は2月は2.76%でしたが、3月は0.01%下がり、2.75%となりました。
最近はあまり見ませんが、元宝塚トップスターの紫吹淳さんが「雨に唄えば」のメロディーに合わせてフラット35を唄い踊っているCM、おぼえてませんか?
やはり安定感のある金融機関は魅力的ですね。